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「大学病院」から研修医が消える?

厚労省の全国調査で、市中病院で初期研修を受け、大学病院に戻った医師は三割弱というショッキングな結果が出ました。

後期研修は、二年間の卒後臨床研修を終えた若手医師が受けるプログラムです。来年度に一期生が誕生します。後期研修は義務化されてはいませんが、専門医志向の高まりから、多くの医師が参加するとみられる。

「ここまで大学が嫌われる理由は、正直よく分からない」というのは、三重大の豊田長康学長の弁。三重大病院は以前は毎年約40から70人の新卒の研修医を受け入れていました。しかし、新制度以降、急速に落ち込み、06年度は3人まで落ち込んだ。

「二年間辛抱すれば、他の病院で初期研修を終了した医師でも、(進むべき診療科を選んだ上での)後期研修では専門性を高めるための大学病院に戻ってくるだろう」と期待していた。ところが今年度、初期研修を終えて大学で後期研修に入ったのは14人止まり。

初期研修だけでなく、後期研修でもそっぽを向かれ「負け組になりつつある」(豊田学長)三重大病院では結局、約400人いた勤務医は2割減り危機的状況にあるといえます。

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