医師国家試験とは3
医師国家試験合格基準
以下をすべて満たした者を合格とする。(合格発表後に掲示され、試験前には一切明示されない)
必修問題は8割以上の得点。
一般問題は概ね6割以上の得点。
臨床実地問題は概ね6割以上の得点。
禁忌肢問題の選択が2問以下。
※必修問題については、「8割以上の得点」という厳しい基準であるにもかかわらず、近年受験者の多くが間違うような難問、奇問が多く、厳格に採点するとそれだけで合格者が激減してしまうため、得点率の低かった問題に関して「削除問題」という扱いを行い合格者の人数調整を行っているとされている。しかし、わずか1問の差で合否が大きく分かれるセクションである為、削除される問題によって受験者間の不公平が生じているという疑問も強く出ている。
※一般問題および臨床実地問題について「概ね」としているのは毎年受験者の得点状況を考慮して、高い得点状況の場合は合格基準を引き上げるなどして、合格者の人数を調整しているとされ、実質的な「選抜試験」であるためである。なお、合格基準が「6割以下」に引き下げられたことはない。また具体的に「何点以上を合格とする」というのは、合格発表後にしか掲示されない。これは合格基準ラインを調整するためである。
合格率
近年、全体の合格率は8割強で移行している。しかしこれは厳格には合格基準を調整していることで合格者数が調整されていると考える見方も多い。また、各大学とも合格率を上げるために、大学間格差はあるが、厳しい進級試験・卒業試験を課している。よって6年間で進級し卒業、合格までストレートに行く確率は7割程度と言われている。
いわゆる「合格率が高い大学」というものには本当に優秀な大学も含まれるが、中には合格率を上げるために卒業試験である程度卒業生を絞る大学も存在する。つまり卒業試験の結果を鑑み、到底国家試験に合格しないであろう学生を卒業させないことで、見かけ上の合格率を上げようとする大学も少なくない。