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最新記事【2006年11月26日】

看護師不足が深刻化する青森県では、2006年の看護職員需給見通しで供給数が需要数を約1200人下回っている。弘前学院大学看護学部や青森中央短期大学看護学科などの養成施設開設で、今後は不足数の減少が見込まれるが、大幅な不足が生じている現状打開には早急な対策が必要。こうした中、弘前市内の各看護師養成施設には毎年定員を大幅に上回る受験者があり、定員増を望む声もあるが、少子化への懸念などから早急な措置は難しい状況にある。

弘前市にある五看護師養成施設の募集人員は、合わせて290人。多い所では定員の2、3倍の志願者がある。看護師志望者が多いように映るが、各養成施設は少子化への懸念、併願によって実際の志願者数の把握が難しいことなどから、定員増に踏み切るのは難しいという。

弘前市医師会看護学院では「大学志向が強まっている。准看の卒業生もほとんど高等学院への進学を希望する」と分析。その上で「黒石高校の看護科が5年一環教育になり、現在は准看の卒業生数と(市医師会や県内にある)高等看護学院の定員数のバランスが取れている。定員増は難しい」と説明する。

国立病院機構弘前病院付属看護学校も「志願者は減少傾向にあり、国公立大と私大、専門学校を併願している可能性もある。一昨年、昨年と県内の大学に看護師コースが設立され、(定員を)増やせる状況ではない」とする。

今後も少子社会が続いていくと予想されることから、必要数確保に向けて行政や医療関係者、養成施設が一層の連携を図りながら取り組む体制の構築が求められている。

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